当院では、風邪症状はもちろん、皮膚トラブルや耳鼻の症状なども含め、お子様のあらゆる症状に、小児科専門医が丁寧に対応いたします。連携病院も豊富ですが、その有無にかかわらず、より高度な検査が必要な場合や入院治療が必要な場合は、患者さまのご希望に沿った医療機関へ紹介させて頂きます。
・院内での簡単な血液検査はもちろん、数日で結果のわかる多項目のアレルギー検査や貧血、低身長、甲状腺機能異常、脂質異常などの検査を実施いたします。特に、食物アレルギーの詳しい血液検査は、必要あれば生後4-5ヶ月から実施しております。
・長引く咳の原因が喘息かどうかを客観的に判断したり、喘息治療の評価に有用な一酸化窒素ガス分析装置も導入しております。息を数秒間吐くことができる年長児から実施可能で、ゲーム感覚で楽しく検査を受けることできます。
・近視や乱視などの眼の異常について、簡単かつ安全に、写真を撮る感覚で検査できます(視力スクリーニング検査)。見た目ではわかりにくい乱視や弱視の早期発見に役立ちます。特に弱視は早い段階であればあるほど、治療が奏功しやすいと言われています。生後6ヶ月から実施可能ですので、外来を受診の上、ご相談ください。
・皮膚処置として、水いぼ取り(伝染性軟属腫では、内服薬やスキンケア指導も併用します)、アトピー性皮膚炎のスキンケア指導、とびひの軟膏処置と自宅ケアの指導、赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニアの圧迫療法と自宅ケアの指導)なども実施いたします。
・痰がらみの咳や喘鳴(ぜーぜー)をはじめ、のどの痛み、声のかすれ、クループ咳などに対して、院内での吸入を実施いたします。喘息発作の場合は、必要に応じて、吸入器の貸し出しも行っております。
抗生剤は細菌感染症に対して有効な治療です。こどもの風邪症状のほとんどは、ウイルス感染が原因であるため、抗生剤の内服は必要ないことが多いといえます。当院では、抗生剤の乱用による耐性菌の発生を少しでも減らすため、細菌感染症の合併が疑われる場合のみ、抗生剤を処方いたします。高熱が続く場合は、院内ですぐに結果の出る血液検査を実施することで、発熱の原因が、ウイルス感染によるものか、細菌感染によるものかを判別する目安になります。もちろん、発熱がなくても、副鼻腔炎や中耳炎などによる細菌感染症を認めた場合は、適切に抗生剤を処方いたします。
当クリニックの法人には多数の耳鼻科専門医が在籍し、耳鼻科専門の疾患や処置について、定期的に意見交換を行い、指導を受けております。小さいお子さんの鼻水は、夜間の咳き込みや中耳炎の原因になりやすいので、適切な鼻吸引が必要です。院内での鼻吸引は予約がなくても対応いたしますので、どうぞお気軽にご来院ください。また、小さいお子さんの発熱時は、耳を触る・痛がるなどの症状がなくても、鼓膜観察を行います。動かずにじっとしていられるお子さんは、簡単な耳掃除が可能です。
夜尿症は、適切な治療をすることで、早期に完治させることが可能です。当院では、生活指導・夜間の尿量を調節する飲み薬・アラーム療法などを併用し、夜尿症の治療を行います。
小さいお子さんでも、おいしく飲める漢方薬はいくつかあります。漢方薬はその作用機序が科学的にきちんと証明されており、即効性もあります。特に、子どもには副作用が出にくく、免疫力を高める成分を含有しているものも多く、適切に服用することができれば、非常に有用です。もちろん、西洋医学のお薬と併用することも可能です。
気管支喘息の診断・管理に必要な機器も導入します
スポットビジョンスクリーナー:http://www.welchallyn.jp/visionscreener
※その他必要な検査につきましては、適時外注検査にて対応させて頂きます。
診療時間のご案内 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00 ~ 13:00 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
14:30 ~ 15:00 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ | - |
15:00 ~ 18:00 | ● | ● | ● | - | ● | ※ | - |
●一般診療 ○予防接種・乳幼児健診(予約制)
※土曜午後の一般診療は15:00~17:00